AGAの押し売りトラブル回避方法とは?急増中の背景には患者側に責任も?

AGA押し売りトラブルの背景

近年、AGA治療を扱うクリニックが急増してきたことを受け、治療を強制する『押し売りトラブル』なる問題が表面化してきました。

ただこの問題、治療を受けたいと思う人達が増えてきたからこそ急増してきた問題です。

カッパ先生
どんな問題でも使う人やサービスを受ける人が増えれば増えるほどクレームの数も比例して増えていくよ!
管理人
ひとは皆、千差万別・十人十色の個性があります。

セクハラも同じでやられた本人がセクハラだと感じればそれはもうセクハラです。AGA治療においても『これは押し売りだ!』と感じればそれはもう押し売りでしょう。

管理人
ということで仕方ないですね。諦めましょう。
カッパ先生
ちょっと待った!

それじゃなんの解決にもならないよ。押し売りをされない(感じない)ためにできることがあるんだ。

それは『患者側もある程度の基礎知識を身に着けておくこと』だよ!

管理人
な、なるほど・・

中には本当に『押し売りまがい」なことをしているクリニックもあります。個人的には押し売り感を感じた時点で『うわぁ・・』と思ってしまいますがあなたはいかがでしょう・・?

ここからは、そんなAGAの押し売りに関してできること、やれること、しなければいけないことをご紹介していきます。

AGA治療の押し売りトラブルーこんなセリフを言われたら要注意!ー

まず一番はじめに大切なことは『違和感』を感じるかどうかという点です。

スピリチュアルな話にも聞こえますが、人間の直感はそれまでの膨大な知識や経験を元に作り出されています。ですので直感的に『あ、なんか嫌だわ・・』と感じたら、それはあなたの人生経験における価値観に合わないことを示唆してるというわけです。

それをクリアした上でも、なおかつ以下のような対応をされたら、そのクリニックはやめておいたほうがいいかもしれません。

カウンセリングが強気

AGAクリニックに相談にいくと最初に行なうのはカウンセリングです。

カウンセリングとは・・
悩みを訴える人の相談に応じ、(精神医学の立場から)助言や指導をすること。

あくまで科学的見地からアドバイスをする立場にあるカウンセラーが『これはうちで治療しないと生えないですね』や『今日から治療を開始しないとすぐにハゲ上がますね』などと強気に言ってきたら、それはもうカウンセリングの範疇を超えてしまっています。

もはやただの営業です。

カッパ先生
こうした人の危機感を煽るような人材をカウンセラーにしているクリニックと、今後も長く付き合っていけるかをよく考える必要があるね!

今だけ費用割引の話を推してくる

総合病院・歯医者・皮膚科・美容外科・AGAクリニック、これらどれも医者である面とサービス業である面を持ち合わせています。なぜなら患者さんが来なくなればやっていけないからです。

中でも美容外科やAGAクリニックは『自由診療』のお医者さんなので治療代などの価格設定を自由に決定できます。

そんな中、『今日契約していただいたら薬代を〇〇%割引します!』や『本日限定の高額な特別プランをご用意しています』などは、行動経済学でいう損失回避の法則を使ってきているのであまり良い気はしません。

こうした場合も煽ってきているだけなので、治療を開始したあとの付き合いにも信頼が伴わなくなる可能性が高いです。

カッパ先生
ただ、これを言ってきたら逆手にとって『ではさらに〇〇円安くなるなら治療始めます!』と返せたら最強だね!

謎の誓約書を書かされる

にわかに信じがたいですが世の中には『効果が確認できるまで治療を止めない』という誓約書を書かされるクリニックもあります。これはもはや脅迫に近いので、もしも無料カウンセリング時にこうしたものを見せられたら即刻帰宅しましょう。

カッパ先生
いくら自由診療といえど限度があるよ!途中で治療を止めたくなることだってあるでしょうに・・。

公式サイトの価格表と実際の価格説明が明らかに違う

ほとんどのAGAクリニックでは自前の公式サイトを構えており、そこには治療費用が掲載されています。カウンセリングへ行く前はそのクリニックの費用相場を誰もが把握していくことでしょう。

そしていざカウンセリングに行き『ここで治療を始めよう!』となった際に出てきた費用が、公式サイトで見てきたものと全然違ったら・・。信用もヘッタクレもないですね。そうしたクリニックでの治療はやめておきましょう。

カッパ先生
そもそも広くおおやけに公表している費用と実際の費用が全然違うなんて不親切極まりないよ!

そんなクリニックはスルーしよう!

問い合わせても詳細を全く教えてくれない

多くのクリニックはメールや電話で簡単な詳細を教えてくれます。

たまにあるのですが、公式サイトに費用の記載がなかったためメールで問い合わせたところ『詳細は一度起こしいただいた際に詳しくご説明させていただければと・・。』なる返事をしてくるところ。

たしかに個人個人でハゲ方や薄毛の進行具合に大きな差があります。ですので使用する薬の種類や数にも差がでてくるのは当然です。であれば大体いくら~いくらの範囲かぐらいは教えてほしいものです。

カッパ先生
これも不親切な話だよ。AGA治療は継続が大事なのにこんなクリニックとは継続的なお付き合いはできません!

AGA治療の押し売りトラブル回避方法

あなたがAGA治療をする際に押し売りトラブルに巻き込まれないためには何が必要でしょうか?

ここからご紹介していきます。

患者側もAGAの基礎知識を身に着けておく

押し売りトラブルに巻き込まれないようにするために一番必要なものは『基本的な知識』です。

ここで、『ネットワークビジネスの勧誘』を例に出します。

ネットワークビジネス。いわゆるネズミ講の勧誘に引っかかりやすい人の特徴には共通点があり、主たるものは『今の現状に不安や不満がある』かつ『情報弱者』という2点です。

管理人
急にねずみ講の話?大丈夫でしょうか?
カッパ先生
少しだけ見守ろう・・。

上記2点が重なると最初は怪しいと思えることでも徐々に期待や希望に変わってきます。

よくあるパターンは『ネットワークビジネス・・怪しいな。』と思っていたにも関わらず、勧めてくる人からは『ネットワークビジネスはアメリカでは一般的だよ。』『日本はもう終わりだからこのまま給料は上がらない、これからは自活のためにもネットワークビジネスが主流になるよ。』など言われるとコロッと入会してしまいがちな人です。

これは今の日本経済の財務状況(財務諸表)やアメリカ文化の知識があれば、入会しようなどとは思えません。

それだけ物事への基礎知識というものは大事なのです。

AGAクリニックの押し売りでも同じことが言えます。『うちでしかない薬です』だったり『今日から治療を始めないとハゲが大変なことになる』など、AGAの知識が少しでもあれば『そんなわけないじゃん。』で終わりです。

情報弱者はカモられやすい!というのはどの業界でも同じですね・・。

【基礎知識の記事】AGAとは?これでバッチリ!原因や特徴をわかりやすく解説!>>

クリニック(病院)情報を集めるため必ず無料カウンセリングで比較検討する

治療を受けようとするクリニックを最初からひとつに絞るのは危険です。

通いやすさや特徴からいくつか候補を決めておき、そのすべてにおいて無料のカウンセリングを受け比較検討し最終確定することをおすすめします。

カッパ先生
やっぱり実際に自分の目で見て耳で聞くことが何よりも大事!

無料カウンセリングをいくつか行くと、どのクリニックが正しくてどのクリニックが間違ったことを言っているのかも自然と分かってくるよ!

簡単に即決しない

こちらも先程の『クリニックを比較検討する』と重複しますが、治療開始を即決しないことも重要です。

始めて行くクリニックはどうしてもアウェイ感があります。そうした緊張の中ではいつもの正常な思考回路も鈍りがちです。したがって、一度持ち帰りリラックスできる場所でよく考えてから決めることをおすすめします。

医療ローンをすぐ組まない

最低でも半年の継続が必要なAGA治療では、毎月クリニックに通院するたびに支払いをすることになります。どの道かかる費用なのでクリニックによっては半年分の支払いを一括で受け付けているところも多いです。

この支払い方法自体は特段問題ではなく、むしろ人によっては面倒が減るので良いという人もたくさんいます。ただ、AGA治療費の半年分となるとそれなりにまとまった額になるので用意するのが大変な人もいるでしょう。

そうした場合、ほとんどのクリニックで医療ローンが用意されています。治療費がクレジットカード支払いになるというものです。

カッパ先生
世の中には現金主義の人も多いハズ。にも関わらず医療ローンをゴリ押ししてくるクリニックがあれば、患者のCS(満足度)を完全に無視している形になるよ!

そんなクリニックが患者に寄り添う治療をしてくれるとは思えないな・・。

※ほとんどのAGAクリニックは解約可能です。しかしながら解約するのに時間や手間がかかります。

それでもAGAの押し売りトラブルにあってしまったら!

日本人は人に言われると断りづらいという民族性があります。(私もそうですが・・)

もしAGAクリニックでのカウンセリングで実際に自分が押し売りにあってしまった場合にはどうすればいいでしょうか?

ちゃんと断る勇気を!

それが出来たらやってるよ!っと言った声が聞こえてきそうですがいちばん大切であり、かつ最も効果が出る方法が気に入らないものは気に入らないと伝えることです。

クリニックによっては最初の問診票記入時に年収を書かせる欄がある場所もあります。これが意味するところは何か?それは書かれた年収に応じて治療薬を変更してくるということです。

薄毛の進行具合は変わらないのに年収によって使用する薬を変えられては目も当てられません。(もちろん自分からお金をかけてより即効性のある薬をチョイスしてもらうのはアリです。)

カッパ先生
自分の決めていた予算に見合わなければ『予算的に無理です!』とハッキリ伝えよう!

サインする書面はちくいち確認を!

こちらも当然といえば当然のことですが、何か書面することがある場合はその書面が何の書面なのか、その都度確認するようにしましょう。

例えば、『契約するかどうかは後日で結構なので、一応医療ローンが通るかどうかだけ審査をしておきましょう。』と言われ、審査の書面にサインしたとします。医療ローンの審査はほとんど誰もがクリア出来るものです。

審査の通過をダシにして、後日に後追いで押し売りしてくるのは見え見えなパターンと言えるでしょう。

それでも何も言えなかったら・・!

それでも『その場のゴリゴリの雰囲気で治療費一括払いの契約をしたけど、やっぱやめたい・・』となった場合でも大丈夫です。

国民生活センターに相談しましょう。

法律のプロが消費者保護を目的に存在している組織です。しっかりと事実を伝え良質なアドバイスを受けることができます。

最後に決めるのはあなた自身!

ここまでAGA治療に関する色々なパターンや特徴をご覧いただきました。クリニック選びに限らずですが、まずはあなた自身がAGAに関する基本的な知識を身につけること。これが何よりもの防御策となります。

そして、何か少しでも疑問や不安に感じたことはAGAについてだろうが書面についてだろうが、ちくいち確認することでクリニック側も緊張感が出てくるので適当なことを言えなくなります。(ほとんどのクリニックは適当なことを言いませんが・・。)

重複になりますが、最後に治療するクリニックを決めるのはあなた自身です。だからこそ後悔のないようにいくつかのクリニックへ行き、実際の雰囲気やスタッフの対応を肌で感じることが非常に重要となります。

『動かなければ出会えない』

どこかのお寺のトイレに貼ってあった言葉です。

AGAクリニックもまずは実際に動き(無料カウンセリングへ行き)、ご自身が最良だと思える場所に出会えることを願っています。

まとめ

AGAクリニックの押し売りトラブルに巻き込まれないためには、我々患者自身が最低限のAGA知識をみにつけることです!

知識があれば相手の違和感にもかんじやすくなり、自分の身を守るための最大の武器にもなります。

そして、いくつかのクリニックを比較すること。これをすることで知識も身につき自分に合ったピッタリの場所と出会うことが出来るでしょう。

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中学生の頃からオデコの広さをバカにされ、AGA治療に出会うまでは、様々なヘアケア商品を実際に試してきた経験があります。

そして、一旦は中止したものの、AGA治療歴も10年に迫り、誰よりも薄毛に関して本気で立ち向かってきた自負が強いです。

「薄毛」以外にもたくさんのコンプレックスと向き合ってきた経験から、何かしらアドバイスができるかもと思っています。

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