2017年にイギリスの心臓病の国際医学誌で発表された研究結果の論文に、「薄毛が心臓疾患と関連する」という内容のものがありました。
その論文では「冠動脈疾患のリスクは症状のない人と比べて、AGAの人が5.6倍、若白髪の人で5.2倍。一方、肥満の人は4.1倍となった」と報告されているのです。
ちなみに、冠動脈疾患とは心臓の疾患のこと。
ハゲだから病気になりやすいのか?
病弱だからハゲになりやすいのか?
この辺りの真相はまだまだ闇の中であり、科学としても根拠が証明されていません。
一般論がないのでなんとも言い難いところではありますが、今回、AGAである当サイトの管理人を一つの指標として、「AGAと病気」の関係を深掘りしていきたいと思います。
いち個人の話にはなりますが、統計学で考えれば、1人のサンプルが取れたら、日本国内には同じような人たちがたくさんいることは明白です。
ということで、管理人の人体構造を是非とも参考にしてみてください。
AGAは他の病気にもなりやすい体質なのか?管理人の病気遍歴で確認!
AGAであるこのサイトの管理人は、幼少の頃からどんな病気にかかってきたのか?
「幼少の時のことを追ったってまだハゲてなかったんだから意味なくない?」と感じるかもしれませんが、焦ってはいけません!
AGAというのは、ほぼ遺伝により受け継がれる体質です。
ということは、残念ながら、親がAGAである場合、私たちは生まれた瞬間からAGA体質を受け継いでしまっています。(突き詰めて言えば母体にいる時からAGA体質です。。)
これが世界を救うようなキラリと光る何かの才能であれば、どんなに誇らしいことだったでしょう。
でも実際は、誰の世界も救わないハゲという要らないポテンシャルを受け継いでるだけです・・。
それでは以下、簡単ではございますが、管理人がかかったことのある病気一覧です。
- ぜんそく
- アトピー性皮膚炎
- 風邪
- 帯状疱疹(たいじょうほうしん)
- ヘルペス
- 階段から転げ落ち眉毛付近の皮膚を縫う
いかがでしょう!
AGAである管理人がかかった経験のある病気&手術の一覧です。
これを凝視していけば、AGAと病気の関係性が何か見えるかもしれません!
階段から転げ落ちてどうのうこうのって、さすがにハゲと関係ないっしょ!
たしかにそうですね。ということで「階段からうんぬん」は消しておきましょう。
ちなみに「風邪」も万人がかかる疾患なので消しておきましょう。
とすると、以下のようになります。
- ぜんそく
- アトピー性皮膚炎
- 帯状疱疹(たいじょうほうしん)
- ヘルペス
何か関連性が見えそうですね・・。
まず「ぜんそく」は「気道(きどう)」という肺にある空気の通り道に、普通の人なら何でもないホコリや、ストレスなどがわずかな刺激となり、炎症が起こる疾患です。
てか管理人さんて、ぜんそくも持ってたんだ・・不憫や。
そして、「アトピー性皮膚炎」。
こちらは皮膚に些細な刺激があると、大きく反応してしまい炎症を起こし、かゆみを伴う疾患です。
最後に「帯状疱疹」「ヘルペス」。
これらはウィルス性の疾患であり、ストレスが蓄積したりで免疫力が低下している時に、悪いウィルスたちが暴れだし、炎症や湿疹が広がり、痛痒さに見舞われる疾患です。
管理人のAGA体質と病気のなりやすさのまとめ
こうして見てくると、「炎症のしやすさ」と「免疫力の落ちやすさ」の2点と「AGA」の関連性が疑われそうです。
そう言われてみれば、会社の健康診断で毎年「不整脈」系のことが書かれています。
でも私自身、毎日ジムに通っていて、なおかつ「スポーティーな人は不整脈が出やすい」という言葉を昔から聞いていたので、特段意識していませんでしたが、「心臓疾患」系の結果が出てましたね。汗
これらの結果を受けて言えることは、
AGAだと炎症系の疾患や心臓系の疾患にかかりやすい!
ということですね。
私が言うのもなんですが、AGAのあなた様、あなたは炎症系の疾患や心臓系の疾患にかかりやすい体質です。ですので、そうした疾患にかからないよう、日頃から意識して気をつけましょう。
AGAは心臓疾患以外にもかかるリスクが上がる病気
冒頭でお話したとおり、AGAだと心臓疾患にかかるリスクは5.6倍になります。
それでは、管理人の疾患結果から見出した「ぜんそく」や「アトピー性皮膚炎」などにかかるリスクは、一般の人と比べどのくらいになるのでしょうか。
まずは、ぜんそくから。
日本のぜんそく患者の人口は約3%~5%です。
【参考記事】一般社団法人太田総合病院>>
仮に5%の数字で計算すると、AGAの人は一般の人に比べ20倍の確率でぜんそくになりやすいことになります。
そしてアトピー性皮膚炎は・・
アトピー性皮膚炎は日本国内で45万6000人いるとされています。
【参考記事】厚生労働省HP>>
パーセントにすると、日本人口の0.38%。ということは、AGAの人は一般の人に比べ260倍の確率でアトピー性皮膚炎になりやすいことになります。
まとめ
今回は、実際のAGA体質者である管理人を実験体とし、仮設を立ててみました。
その結果、わかったことは・・
- AGA体質だと炎症を起こしやすい体質にもなる
- AGA体質だと心臓疾患を患いやすい体質にもなる
- AGA体質だと免疫力が低下しやすい体質にもなる
といったことです。
あくまで管理人1人の統計結果にしか過ぎませんが、よくよく考えてみるとハゲの人ってアトピーっぽい人多くないでしょうか?
それに、ハゲの人って病気がちな人が多くないでしょうか?
真相はいまだ科学で謎のままですが、実際にこうした人間がいる以上、可能性がはゼロではないです。
そして問題は、「AGAだから病気になりやすい」とかいう事実を検証するのではなく、じゃあAGAの私はどうすればいいの?という問いに対する答えを明示してくれる研究者がいないことです。