元薄毛の私からすれば、ハゲは心優しき人間であり人の痛みをいち早く感じてあげられる能力に長けていると思っています。
自分がつらい思いをしていると人に優しくできますからね。
そうした中、韓国でハゲが友人を殺害する事件が起きてしまいました。
以下、事件の詳細です。
A被告(29歳)は、自分に「ハゲ」と言った同僚を凶器で殺害した。
大田(テジョン)高法(高裁)第1刑事部(部長判事=イ・ジュンミョン)は12日、殺人容疑で起訴されたA被告に対し、懲役13年を宣告したと明らかにした。
A被告は昨年8月17日の午前3時10分頃、世宗市(セジョンシ)の某マンションで職場の同僚Bさん(40歳)を凶器で数回刺して殺害した容疑で起訴された。
A被告は脱毛によるかつらの着用がバレる事が恥ずかしいため、Bさんにこれを黙っていて欲しいと求めた。
しかし、BさんがA被告に対して「ハゲ」とからかいながら笑うと、すぐに殺害した事が分かった 。
(2ちゃんニュース)
要するに、「おまえがカツラ被ってることバラすわww」とからかわれたハゲている犯人が、一気に逆上し言ってきた犯人を殺害したというもの。
驚くべきは「凶器で数回刺した」という点。
ハゲている犯人は、かなりの殺意を感じていたということですね。
犯人がハゲの事件が闇深いし他人事ではない理由
そもそも韓国って整形手術が発達しているのでハゲも簡単に植毛などでみんな治していると思っていましたが、そうでもないんですね。
で、こちらの記事でこの事件を取り上げた理由は、全然他人事ではない事件だからです。
ハゲには大きく分けて3パターンあります。
- 自他ともにハゲネタを禁ずるパターン
- 自分でハゲをネタにするが他人にネタにされると不快になるパターン
- 自他ともにハゲネタを許すパターン
最後に挙げたパターンに該当数人は稀でしょう。
というのも、自他ともにハゲネタを許している空気を出していても、心の中では嫌悪感を抱いているハゲ男性は多いです。(若い頃の私がそうでした・・)
一番多いのは「自分でハゲをネタにするが他人にネタにされると不快になるパターン」でしょう。
これは「ブス・ブサイク」でもよくあるパターンで、自分で言っている分には全然気にしていないにも関わらず、他人に言われると傷つくという心理状態です。
はい。そのとおりです。嫌とうより絶望です。
ということで、今回韓国で起きたこの「ハゲが犯人になってしまった殺人事件」、やってしまったことは本当に許されないことですが、それに至った気落ちも分からなくはありません。
それほど「ハゲ」は「ハゲ」に対しデリケートなのです。
カツラの口論で人を刺してしまう男の心理
ましてや今回の事件では犯人がカツラを装着しています。
カツラを装着しているということは、確実にハゲを隠したいという気持ちの現れです。
そんな中、「カツラww本当はハゲてんのバラすぞww」などと言われたら絶望でしょう。しかもお酒を飲んでいたというところから察するに、こうした発言を永遠に言われていたと予想できます。
この犯人のハゲは40歳ということで、ほぼ間違いなくAGA(男性型脱毛症)だった可能性大です。
40歳でカツラ装着のレベルと考えると、素の状態はかなりハゲ散らかしていたことが分かります。
もし犯人がハゲていなかったら・・
起きてしまった事件に「たられば」の話をしてもどうしようもないですが、この犯人がハゲていなかったら、確実にこんな事件は起きなかったですし1人の尊い命も失われずに済みました。
ハゲの犯人も40歳を過ぎて、まさか自分が殺人犯になるなんて思ってもいなかったでしょう・・。
ハゲは人々を不幸にします。
こちらのサイトではハゲの明るい未来のために「AGA治療」を全面的に推していますが、もしこのハゲている犯人が韓国からこのサイトを見てくれて、治療を始めていたのなら、事件は起きなかったと思います。
ちなみに「韓国 ハゲ治療」で検索すると、いとも簡単に韓国にある植毛クリニックが出てきました。
どうやら整形手術が一般化している韓国では、整形の一環として植毛手術が存在しているようです。
髪の毛ひとつで幸せにもなれるし不幸にもなってしまい殺人犯にもるこのご時世。
ちなみに日本で起きている殺人事件の約半数が「怒り」による動悸です。
ハゲいじりは「怒り」の原動力になりやすいもの。
ひとつでも多くの怒りの要因を潰していくことが平和な世の中に繋がりそうです。