何やらきな臭い話ですが『お茶でハゲる!』という話が世間で聞かれます。
お茶といえば中国です。その昔(1800年代・・)イギリスは中国に銀を輸出し、代わりに中国はイギリスにお茶を輸出していた過去がありました。そもそも『ティー(お茶)文化』が栄えていたヨーロッパにガツガツお茶を輸出した中国。今日はそんな中国のお話です。

そうでした・・コチラはハゲ関連のサイトでした。
ということで話は移行しますが、もともとお茶文化が栄えていたイギリス人がわざわざ中国からお茶を大量に買っていたという事実からも分かるように、中国は昔から『バラエティ豊かなお茶』を揃えている国なのです。
そしてその中国人をイメージするとハゲてる人って少なくないでしょうか?
ということでお茶とハゲ。その相関関係を解明していきます。
お茶がハゲる!は大間違い?
世の中にはたくさんの種類のお茶があります。緑茶・紅茶・烏龍茶など、実はこれらは同じ種類の茶葉でできています。
それぞれの違いをつくるのは発酵の度合い。発酵せずにつくられるのが緑茶、少しの発酵でつくられるのが紅茶、たくさん発酵させてつくるのは烏龍茶といった具合です。
そんなお茶ですが、古くから育毛に良いとされる成分が配合されている事実があります。ただし、お茶を飲み続けるだけで薄毛の頭皮に髪の毛がフサフサに生えてくることはありません。
特定の成分を摂取することが髪を育てたり、髪を黒くするという話には、科学的な根拠がないと考えたほうがいいでしょう。
特に、AGAが原因である薄毛に対し薬を使わずお茶だけで治すことは不可能です。
とは言うものの、お茶にはAGAやそれ以外での薄毛に対し効果的な成分が微量ずつでも入っているので、AGA治療薬との相乗効果が期待できるアイテムとして、継続して愛飲することはおすすめできます。

お茶はハゲるどころか、AGA治療薬をサポートしてくれる成分が多く含まれている!
それぞれの種類のお茶に、薄毛に対するどんな効果的な成分が入っているか見ていこう!
抜け毛の原因

お茶がもつ薄毛に効果的な成分を知る前に、そもそも薄毛にはどういった種類の原因があるのでしょうか。
薄毛の種類 | 内容 |
AGA(男性型脱毛症) | 男性ホルモンテストステロンが、5αリダクターゼ酵素と結びつくことで生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)が原因で薄毛が進行する。 |
頭髪の疾患や皮膚病 | 白癬や苔蘚などで頭皮をかきむしることで、頭皮がダメージを受け薄毛が進行する。 |
精神的ショック | 大きなストレスのダメージにより抜け毛が増え、薄毛が進行する。 |
薬の副作用 | がん・高血圧・心臓病などの薬の副作用で抜け毛が増え、薄毛が進行する。 |
髪への継続的な負荷 | 髪の毛を強く引っ張る髪型を持続している場合、大きな負荷がかかり薄毛が進行する。 |
老化 | 老化によりホルモンバランスが崩れることで、薄毛が進行する。 |
ひと言で薄毛といっても、その原因はさまざまだということが分かりました。
それでは、各種お茶のもつ成分にどのような効き目があるのか?見ていきましょう。
緑茶と薄毛

摘み取った茶葉を加熱処理し発酵を防ぎつくられます。日本茶以外にも、煎茶、ほうじ茶、抹茶などもの分類も緑茶です。
主成分 | 効能 |
ビタミン・ミネラル | 髪の毛の形成に関わるたんぱく質や亜鉛の吸収をサポート。また、頭皮の新陳代謝効果も期待。 |
カテキン | 血圧の上昇を抑え頭皮への栄養運搬が円滑に。また、抗酸化作用により頭皮の老化を防ぐ。AGAの原因につながる5αリダクターゼ酵素の働きを阻害、さらには利尿作用により、AGAの元凶であるDHTを体外に排出。 |

もし仮に、数あるお茶の中で、AGAに一番効き目があるお茶を決めるとしたら緑茶かもしれないよ!
発酵をまったくさせない緑茶はカテキンの量がどのお茶よりも豊富なんだ。
緑茶は男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼ酵素の結合を阻害することで、ジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉男性ホルモンを減らしてくれる。
そう考えると、緑茶が薄毛の育毛に一定の効力があるのは納得できるね!
もっといえば、カテキンが薄毛の育毛に効いてくれるということだ。

緑茶・・緑茶ですね!
そうとわかれば、湯シャンして頭皮から皮脂を流し、緑茶の洗髪とすすぎを繰り返せばすごい効果が・・
いや、もはやその後に緑茶パックを頭皮にかぶせれば鬼に金棒・・
アッ、それこそカテキン自体をシャンプーに混ぜ込めばドフサの未来が・・!

管理人さん!落ち着いて!
妄想中に悪いんだけど、それ全部、民間療法でよく聞くパターンのハゲ改善方法だよ。そしてそれらの手法でハゲが治ったという科学的根拠にもとづいた実績は今のところ報告されていないから気をつけて!

烏龍茶と薄毛

茶葉を発酵途中で加熱させることで発酵を止め、半分発酵させた状態のお茶。分類は中国茶の中の青茶です。
緑茶と異なり、茶葉を半分発酵させるため、カテキンの量は緑茶に比べ減少します。
主成分 | 効能 |
ウーロン茶重合ポリフェノール | 強い脂肪分解作用や整腸作用により、脂肪を吸収しやすくするリパーゼの働きを阻害。脂肪が体外に排出されることで血液がサラサラになり頭皮への栄養運搬が円滑に。 |
カテキン | 血圧の上昇を抑え頭皮への栄養運搬が円滑に。また、抗酸化作用により頭皮の老化を防ぐ。AGAの原因につながる5αリダクターゼ酵素の働きを阻害、さらには利尿作用により、AGAの元凶であるDHTを体外に排出。 |

緑茶と一緒で烏龍茶にはAGAの原因につながるテストステロンと5αリダクターゼの結合を阻害する働きがあるということだね!
そうすることで、薄毛や抜け毛の元凶であるテストステロンの生成を抑えることができるんだ!

薄毛予防にウーロン茶。三度のメシよりウーロン茶。
この際ウーロン茶で洗髪したら効果があるかもしれないです!

管理人さん!完全にまたイッちゃてるよ!
他の記事でもいっているけど、この世にはこれだけ摂ってればハゲが治る!なんて食べものや飲み物はないんだよ。

ハッ、目が覚めました。
しかしもうひとつ気になることがあります。黒烏龍茶には重合ポリフェノールという成分。
ポリフェノールといえば、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしてくれる成分ですので、これにより男性ホルモンの割合が減り、ハゲが治るのではないでしょうか?

麦茶と薄毛

焙煎した大麦の種子を煎じてつくるお茶。別名:麦湯(むぎゆ)。
平安時代から貴族に親しまれ、室町時代以降は戦国武将たちも愛飲。江戸時代になると『麦湯売り』という屋台も流行しました。
主成分 | 効能 |
ミネラル | 頭皮細胞の代謝を活性化。髪の毛への栄養運搬円滑に。 |
緑茶や烏龍茶と異なり、麦茶にはカフェインが一切入っていません。したがって、利尿作用がない分、身体への負担も少なく気軽に愛飲することができます。


僕たちが子供の頃から一番お世話になってたのって、この麦茶だと思うんだけど・・

ハトムギ茶と薄毛

ハトムギ(はと麦)からつくられるお茶。漢方の世界でヨクイニンという生薬がありますが成分は同じハトムギです。
頭皮に良く、薄毛を改善し発毛を導くと紹介されることが多いですが、これはハトムギが肌トラブルに良いというところから、頭の肌すなわち頭皮にも良いと言われるようになったのでしょう。
主成分 | 効能 |
ハトムギ | 頭皮の他に、シミ、そばかす、アトピー、肌荒れなどの肌トラブルの改善に効果的。利尿作用もあるためAGAの元凶であるDHTを体外に排出。
さらに、血流が改善することで、むくみの解消や保湿にも高い効果を発揮してくれるので、血行不良による薄毛への効果が期待。 |



気づかないのですか!効能に『アトピー』と書いてあるではないですか!
私が成人アトピーに苦しめられていた頃、『ハトムギ玄米月見草♪~爽健美茶ッ』をよく飲んでおりました。
DHTを大概に排出する効能があったなんて・・。もしかしたらあの時に爽健美茶を飲んでいなかったらもっとハゲていた可能性があったかもです。

どくだみ茶と薄毛

漢方の世界での生薬名は『十薬(じゅうやく)』。昔から優れた薬草として愛されてきたどくだみ。そのどくだみをお茶にしたのがどくだみ茶であり、10種類以上の効能(薬効)があるといわれています。
主成分 | 効能 |
どくだみ | デトックス効果・毛細血管の強化・動脈硬化の予防・高血圧の予防、改善・肌荒れの改善・糖尿病の予防・アトピー性皮膚炎の緩和・むくみや肩こりの改善・ニキビや吹き出物の改善・冷え性の改善・蓄膿症予防・便秘の改善・むくみの解消・疲労回復 |
血管が強化されることで当冷えの栄養が円滑になり薄毛改善が期待できます。また、デトックス効果による血液の浄化や老化の防止だけにとどまらず、その抗炎症作用により、頭皮の荒れを改善する効果も期待されます。

なんでも肌荒れに効くということで、薬局で特売パックを買い込んで家でよく飲んでおりました。

ルイボスティーと薄毛

南アフリカのケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈一帯のみにしか栽培できない、ルイボスという針葉樹の葉を乾燥させた茶葉を使用。特筆すべきは、活性酸素を除去する酵素がたくさん含まれている点です。
主成分 | 効能 |
ルイボス | 美肌効果、老化防止、生殖器機能正常化、ダイエット効果、アレルギー減少、加齢臭低下、アトピー性皮膚炎改善、二日酔いの軽減、ストレス軽減 |
人の体内にはもともと、老化の原因となる活性酸素を分解するためのSOD酵素という酵素が備わっています。しかし、年齢とともにこのSOD酵素は減少していくのです。
活性酸素が引き起こす老化現象は体中すべての細胞に影響します。したがって、頭皮や髪の毛にもその影響は大きく、結果として活性酸素の大量発生は薄毛や抜け毛につながっていくのです。
ルイボスティーはSOD酵素を増やしてくれる効果があるので毛母細胞を活性化させ頭皮や髪の毛の老化を防いでくれるといえます。

ルイボスティーと麦茶どちらがいいか比較されることが多いけど、麦茶もルイボスティーもAGAに対する点ではどちらも弱いね。
ちなみに、『ルイボスティーに含まれる亜鉛によって男性ホルモンが増強される!そうなってくるとルイボスティーを飲むと必然的に薄毛になる!』なんてのを見かけるけど、そもそもルイボスティーに含まれるぐらいの微量な亜鉛じゃ男性ホルモン増強にはつながらないよ。
それになんと言っても、『男性ホルモン増強=薄毛になる』ではないことが、今の時代、科学的にも解明されているからね。


予防対策としてのお茶
緑茶や烏龍茶に含まれているカテキンには、AGA薄毛進行の元となる5αリダクターゼという酵素を阻害する働きがあるので、お茶で薄毛が予防できることはあってもお茶でハゲることはないでしょう。
冒頭でも述べましたが、だからといって緑茶や烏龍茶を浴びるほど飲んだところで、薄毛が治るわけでも、AGAが改善するわけでもありません。
あくまでも、こうしたお茶を継続的に飲むことで、身体の状態が健全に保たれ、その結果として薄毛予防につながるといった程度のものです。
まわりまわって、お茶は発毛にいい飲み物ではありますが、薄毛に効くお茶や、髪が生えるお茶などは、この世に存在しません。
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お茶以外の薄毛に効く?飲み物

お茶以外にも薄毛に効くと言われている飲み物に、『ごぼう茶』『豆乳』『牛乳』などがあります。
ごぼう茶に育毛効果があると言われたきっかけは、ごぼうにはポリフェノールが含まれており、老化を防ぐ抗酸化作用があるというところから。
実際、ごぼう育毛剤の作り方が流行し、当時ごぼうの液体を頭皮に塗りたくった方も少なくないですが、これは単にイメージが先行した話であり薄毛改善にはいたりません。ですので今では風化しています。


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