薄毛予防・・
それは美に対する永遠のテーマ。
今宵も美を追求する男たちが検索窓に悩みを打ちこむ・・
男女問わず、ハゲないことは永遠のテーマです。近年では40代・50代になっても見た目が若々しい男女が急増しているので、ハゲてるだけで相対的にも老けて見えてしまいがち。
だらこそ、現状フサフサの毛量の人であっても『薄毛予防』を気にする時代が今の世です。
薄毛予防でハゲないための洗い方
ハゲにならない薄毛予防法に関しては、いくつか有名な手法がありますが、今回は『薄毛予防を洗髪でなんとかしたい時にはどうすればいいか?』という疑問。
結論からいくと、薄毛予防のための髪の洗い方は『新生毛をとにかくいたわるように洗うこと』。この意識が一番大事になってきます。
これについては、理容師として45年以上にも及ぶ洗髪経験から、『髪様シャンプー』という髪の毛が生えてくる洗髪方法を編み出した板羽氏も推奨している方法です。
以下、板羽氏の洗髪に関する理論となります。(3分30秒あたりから~)
要約すると、人の髪の毛には『新生毛』という生まれたての細く短い毛がたくさん存在しています。
この新生毛がどんどん成長していき、黒々とした髪の毛になっていきますが、洗髪時のちょっとした刺激や触手でこの新生毛は簡単に抜け落ちてしまうのです。
よって、髪を洗うのではなく、頭皮を洗うということを意識的にやってしまうと新生毛たちが常に抜けていく状態になり徐々に薄毛になっていきます。
髪の洗い方で薄毛を予防するということは、髪の洗い方を工夫して髪を生やすことではなく新生毛の脱毛を防ぐという点が肝になります。
薄毛予防の『洗い方』『もみ方』『乾かし方』の極意
それでは新生毛を脱毛させないための髪の洗い方や頭皮のもみ方はどうすれば良いか?
先程の動画内では、板羽氏が独自に考案した方法を解説していますが、なかなか時間もかかり、継続するのも忍耐が必要なので、大事な要点だけをまとめます。
- 力をいれない(いれすぎない)
- 爪をたてない
- シャンプーは泡立ててから頭皮につけしっかり洗い流す
- シャワーの温度はぬるめにしておく
- ドライヤーは熱ではなく風力で乾かす
だいぶ当たり前な事柄が書いてありますが、要するに、頭皮に存在している新生毛たちへのダメージを最小限に抑える施策が必要ということです。
爪を立てたり力をいれて髪を洗えば、その圧力で新生毛たちはすぐに抜け落ちてしまう。
それにシャンプーをそのまま髪の毛につけるという行為は、髪の毛をゴシゴシしながらシャンプーを泡立てることになるから、これも新生毛たちには大ダメージだ。
高い温度のお湯は頭皮の皮脂を過剰に取り除いてしまうから乾燥を招くんだ。
そして乾燥は頭皮の炎症を招く、そうなると頭皮は外部からのダメージを受けやすくなるから新生毛たちは外敵の驚異にさらされるよ。
ドライヤーも一緒の原理で、熱い風は頭皮の炎症を招く!
髪の毛や頭皮は熱で乾かすのではなく、風で乾かす意識を持つことが重要だ!
赤ちゃんのようにやさしく包み込んであげるのですね。
皮膚科の医者の中には「洗髪は1ヶ月に1度で十分」と言う人もいます。
「人間の皮膚は28日で自然と入れ替わる。この間にいろいろなことをするとかえってダメージを与えることにつながるので髪を洗うのも月イチでいい」というのがこの人の説です。
1ヶ月も髪を洗わなければ、臭いなど髪のダメージ以外の問題も発生すると思いますが、理屈としてはあながち間違っているとも言えません。
考えてみれば、私が子供の頃には3日に1度、週に1度という人も珍しくありませんでした。
薄毛予防のシャンプー選びの重要性
それでは新生毛の脱毛を防ぐために、シャンプー選びにも気を使ったほうが良いのか?という疑問が生まれます。
正直、髪の洗い方や乾かし方に気を配ればシャンプーはどこのどんな商品を使ってもそこまで差は出ないです。
洗浄力が強いということは、それだけ強い薬剤が使われてるということ。
頭皮へのダメージもそれだけ大きいものになるから、新生毛たちも悲鳴をあげてしまうよ。
薄毛予防のブラッシングの重要性
ブラッシングに関してはどうでしょうか?
イメージ的には『新生毛たちがごっそり削ぎ落とされそう・・』となりますが、ブラッシンのやり方について、男性は特に注意が必要で、やり方次第で良い方にも悪い方にも転びます。
- 良い面・・髪の毛についたホコリや老廃物を取り除き頭皮に寄せ付けない
- 悪い面・・新生毛たちがごっそりやられる
ブラッシングは頭皮ではなく”髪の毛”をすくように、そして汚れを絡め取るようにやることが一番大切です。
『抜け毛予防ブラシ』などの商品が売っていますが、薄毛予防にブラッシングが効果を発揮することはありません。
そもそもブラッシングをしないほうが新生毛たちの抜け毛を抑制することができます。
薄毛予防のトリートメントの重要性
トリートメントに関してはどうでしょうか?
こちらもやり方によって、毒にも薬にもなります。
- 毒になる場合・・すすぎ残しがあることで頭皮が炎症をおこしやすくなる
- 薬になる場合・・髪の毛を保護してくれるので髪の毛の弱体化を防止してくれる
しっかりと髪の毛だけにつけることで、髪が保護され、無用な絡みもなくなります。これにより、抜け毛の予防にもつながるのです。
食べ物の重要性
食べ物に関してはどうでしょうか?
こちらは補助的な役割という形では薬に立つことは十分にあります。
バランスの良い食生活をし健康な身体を維持していれば病気にかかりにくいです。これだけ食べていれば薄毛が治るという食べ物はありませんが、最低限バランスの良い食生活をすることがハゲないためへの第一歩とも言えるでしょう。
【関連記事】ハゲ予防の食べ物やシャンプーとは?ハゲスイッチが入ったらもう手遅れ?>>
サプリの重要性
サプリに関してはどうでしょうか?
こちらも補助的な役割という形では薬に立つことはそこそこあります。
ただし、食べ物に比べさらにその補助的意味合いは薄いものとなるので重要性は一番低いと言えるでしょう。
【関連記事】AGAを自力で治すことはできる?サプリの栄養で改善するのは本当か?>>
理想的でおすすめな洗髪頻度
残念ながら、理想的な洗髪の頻度は個人個人で異なるため正解はありません。
というのも、頭皮環境というものは個人個人の体質や生活環境で大きく異なるからです。
まずはあなたの頭皮環境がどういった状態であるのかを知ること。それを知った上で、最適な洗髪回数を導き出さなければなりません。
私はもともとアトピー体質で乾燥肌であり、時には油っぽくなるといった、いわゆる混合肌です。
20代の後半にさしかかった時に、身体以外の頭皮もかゆくなり仕方がなくなりました。
それまでハゲ対策で1本1万円はするシャンプーを何年も使用していましたが、急にかゆくてかゆくてどうしようもなくなったのです・・。
皮膚科にいくと『ケトコナゾールシャンプー』が良いということで、それから3ヶ月ほどケトコナゾールシャンプーに切り替えましたが、それでもかゆくて頭皮を触るたびに、フケがポロポロぽろぽろ落ちていく始末・・。
そんな中、わたしが行き着いた策は、『シャンプーせずお湯で髪を流すだけ。』というものでした。
それまでずっと高いシャンプーを毎日当たり前に使用していたので、シャンプーをしないという行動にかなりの躊躇はしましたが、頭皮をシャワーで流すだけの生活を2日・3日・1週間・・と続けていくと不思議なことに頭皮のかゆみはなくなったのです。
その経験から出た結論は『今まで無駄に頭皮を洗いすぎていたんだな。』ということ。
しかも抜け毛も減少しました。
今、わたしと同じような体質で頭皮のかゆみに悩まされている方は、是非とも一度試してみてください。
・・・涙。
管理人さんて外見が良くない上に不遇な体験多くて大変だね・・
大切なのは髪や頭皮へのダメージを防ぐこと
板羽氏の話や管理人の話を総称してみて言えることは、『髪や頭皮へのダメージ(刺激)は極力防ぐようにすること』が大切ということであり、薄毛に対するシャンプーの正しいすすぎ方などは存在しません。
固形石鹸で洗髪するとハゲると言われているのも髪や頭皮へのダメージ(刺激)が大きいからです。
そもそも現代人は洗髪の回数が多すぎと言われており、過度なシャンプーでの洗髪そのものが頭皮を傷つけているとも言えます。
以下、昭和初期から昭和末期までのシャンプー広告の遍歴です。
※1932年(昭和7年)の広告
(出展:https://togetter.com/li/1224540)
※1935年(昭和10年)の広告
(出展:https://togetter.com/li/1224540)
※1965年(昭和40年)の広告
(出展:https://togetter.com/li/1224540)
※1983年(昭和58年)の広告
(出展:https://togetter.com/li/1224540)
ご覧いただいた通りですが、1932年(昭和7年)の広告では『シャンプーは月2回』と宣伝しています。しかし、そこから『1週間に1度』、『5日に1度』、『毎日』と洗髪頻度が狭まっていきました。
消耗品は消費してもらってナンボの世界。毎日消費してもらった方が売上も増えるからね、企業としては当然の戦略だ。
頭皮チェックで状態を確認
ここまで『シャンプーのしすぎは悪』のように書いてきましたが、これはあくまでもアトピー体質や乾燥しやすい体質の方に対しての話です。
大抵のAGAクリニックは無料カウンセリングでマイクロスコープを使い頭皮の状態をチェックしてくれるので、ここでご自身の頭皮環境が乾燥系なのか?脂性なのか?混合系なのか?見ることができ、さらにはその場で医師に確認も可能です。
このあたりをうまく使うことで、クリニックへ行くという労力はかかりますが、無料で自分の頭皮状態を知ることができます。
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まとめ
そのためには日々の意識がもっとも大切だし、もっと言えば企業の広告に踊らされないよう、しっかりとあなた自身の体質を知り、自分の体質にはどんな対応が最適かを考えておくこと!
まずは自分のことをちゃんと分かってないと、情報に踊らされる一方になっちゃう点には注意が必要だね!
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